ディープなハレを垣間見た。
昨日はボランティア団体のfreiwilligenを見た後、ビールを飲みまくり朝を迎えた。
やっぱり海外の朝はいい。空気が透き通っているかのようだ。
歩いてパンを買いに行く。
今日はナショナルホリデー。連邦の建国記念の日だ。
そんな日は小さめのパンが売られるのだとか。パンがとにかく安いのは嬉しい。1つらたったの60¢だ。
今日はハレのHasiとハレ大学、Freiraumgralyの活動を見てきた。
Hasiではある人はガーデニングをし、ある人はかまどを作り、ある人は電鋸を使って木を切っている。
まるでパサール満月海岸のようだ。
アートスクールなどに所属する学生が中心のフェラインだが、リーダーはいないのだとか。
みんなで議論してみんなで決める。
ちょっと驚かされた。
ドイツではずっと使われていない空き家で、1年間仮住いすることができるのだとか。彼らはそれ以上滞在しようと、現在は政府と戦っている最中だ。
ハレ大学は最古の社会学の学び舎なのだ。ここを作ったのはいわゆる賢人で、保存されたものから何かを学ぶ教育を推奨していたのだという。
幼稚園・小中大学の全てが揃っているが、エスカレーター式なのではない。
お互いがただ近くの距離にあるだけ。
行動の選択は自由なのだ。
壁のアートはすごかった。とにかくクォリティが高い。町の至る所にあって、それで人もやって来て、良いとこだ。
なんか熱意を持って活動している人がいて、それをアウトプットする場が用意されているのは素晴らしいことだ。
ただ公共の場にアウトプットするためには、それなりのクォリティが担保される必要がある。
簡単に素人が手を出せるものではないが、レベルの高い人が無償でその活動をしているのは興味深い。
きっとハードルも低いんやろうし、それをやろうとした人たちの熱意もすごかったんやろうなー。
とにかくハレはいい。
可愛らしい街並みだし、たくさんディープな取り組みがある
ここはいい。
freiwillingenへ
難民サポート施設のfreiwillingenへ。
スタッフも含めて英語を話せる人たちは2人だけ。
もう身振り手振り、グーグルトランスレイトのオンパレードだ。
それにしてもアラビックの人たちは何でこんなにフレンドリーなんやろう。
シリアやアフガンから難民として歩いてここまで来た彼ら。
スタッフはみんなボランティアで、見た目も様々だ。出たり入ったり自由にやっている。
彼らは難民の彼らが職につけるように、まずボランティアの斡旋を行う。
それにしても、何でこんなにボランティアがこの国では盛んなんやろうか。
そしてプレゼンテーションができないかスタッフに相談したら、
何かちょっとしたイベントを開催するにもボスの許可が必要とのこと。
その辺はめっちゃドイツっぽい。
やっぱりここは東ドイツ。
英語を話せる人は少ないね。だからこその面白さはある。なんかダンジョン感。
耕三さんとたくさん話をした。
1つ面白かったのは、記念物の見せ方の話。
歴史的なものはちゃんと遺して、子ども達が学べるものにしていく。見せ方1つで学びは大きく変わるはず。
美術館とか回ってその辺はしかと見たいもんだ。
【オクトーバーフェスト@ミュンヘン】は正に本場のディズニーランド(?!)
本場は、文字通りワンダーランドであった。
日本のオクトーバーフェストはなんてチープなんだと…
もう天と地の差であった。
オクトーバーフェストのシーズンで、ミュンヘンが本場だということも知っていた。
が、一人だし行ってもなぁ〜と思っていたが、、、、
ホステルの同部屋にいたハンガリー人のピーターさん、
彼が車でオクトーバーフェスト行こうやーと言ってくれたのだ。
聞けば彼は、その日にハンガリーから車でミュンヘンに来たのだとか。
これぞ正に陸続き、、というかEUって感じだ。
そんなこんなで車で会場まで向かうのだが、路駐がめっちゃ多い。(ちゃんと合法)
そこはやはり車で設けた国。
対外的な広告という役割もあるのだろうか。
フェスのシーズンゆえ路駐スペースは見つからず、
結局、立体駐車場に停めることになった。
そしていざオクトーバーフェスト会場に入ってみると、、、
そこは正にワンダーランド!!
ディズニーよりもワンダーランドだ!!
なんかアトラクションもあるし、色んなものがキラキラ光っている。
色んなとこから、おとぎ話で聴くような音楽が流れてくる。
その音楽に沿って舞うのは、
伝統衣装に身を包んだ老若男女たち。
美しい。。。
そしてその規模がケタ外れ。
おそらく、ディズニーランド1つ分くらいはあるのではないか。
日本のとは比べものにならない。レベルが違った。
それで入場料も必要ないのだ。いかに日本のが貧相に見えることが……。
もう本当にお祭り騒ぎ。色んな人が話しかけてくる。