ドイツ日記

9.28〜10.16 ドイツ周遊記

ベルリン散歩

ベルリンの街。

 

ロンドン的な風情を期待していたが、思ったよりも汚かった。

 

それでも昨日は、漫画家のかりんさんに鴎外記念館から色んなところを案内してもらい、本当に感謝。

 

漫画を描いている時は何10時間でも没頭できるという彼女。

僕へのアテンドももちろん抜かりなく、僕のリクエストにどこまでも対応してくださった。

鴎外記念館、大学、コミュニティスペース等々。ドイツのカルチャーについてもたくさん説明してくださる。

いやぁ、ベルリンもすごくディープ。

僕自身ももっと自分の興味を絞っていることができたら、アテンドしてもらった場所についてもっと深く教えてもらえたのかもしれない。

たくさんの物事である必要はないが、自分が興味のあることに対する問いだてと、それに対する仮説はしかと持っておくべきだと再確認した。

 

今日は1人、ベルリン歩き。

朝はユダヤ博物館へ。

なんか見せ方が面白い。

普通の美術館よりも、記憶に残るものだった。特に一回の塔であったりコンクリ群であったり。何か感じるものがあった。

神社のような、そこにいる人に感じてもらうための建築がそこにあった。

日本の美術館やら何やらよりもよっぽど頑張ってるね。(ちゃんと行ったことないけど)

ユダヤ人としての繋がりはあの経典だけ。にもかかわらずあんなにも強い繋がりを持つとは。

 

自分の活動の中で今掲げている地域の「一体感」。

ユダヤ人の繋がりも一体感やし、ナチスホロコーストやって一体感。

いじめだって、「虐められたくない」「嫌われたくない」というネガティヴな気持ちからの一体感。

1つ対象を間違えたら、とんでもないパワーを発揮する。

そして移民排斥を掲げるAfDとかもそうだけど、不平不満というところに人々は繋がりやすい。

それが難民に向けられるとなると、、、

何だか本当に怖い世の中だ。

 

 

その後、ベルリンの壁を見にイーストサイドギャラリーへ。

なんだかそこにあんまりリアリティはなかった。壁は壁だが、めっちゃ分厚い訳でもなければめっちゃ高い訳でもない。

ただどこまでも壁は続いていた。

 

 

すごくデコられ過ぎていて、何かを感じたかったけど何かが失われていた。

あの壁、東の人にはどのくらい高く分厚い壁だったのだろうか。

それほど大きなものでもないだけに、すごくもどかしかったんじゃないかなぁ。

 

そしてラーメンを食べ、まめちゃへ。

まあどこの都市にもある普通のジャパレスだ。そしてベルリンをプラプラして今に至る。

 

ベルリンという街。

まあ汚かった。

街の雰囲気もそうだし、ゴミも散らかっていたし、スプレーアートで建物は汚れていたし。

もっと都会かと思ったけど、そうでもなかったね。

 

何だかアメリカナイズドされている町のようだ。唯一違うのは、古くからの荘厳な建造物が残っていること。

英語もそこら中から聞こえたし。

まあ大都市なんてそんなものなのかも。。

ベルリンの特徴って何やろ。

やっぱり、東と西で違うところだろうか。そんなに見た訳ではないけど。

今回はあんまり西を見なかったからなー。

また機会はあるのだろうか…。